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第459話 “死んでごめんじゃないでしょうに”

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【本編】

≪サニー号の船内≫

ルフィがフランキーに殴り掛かろうとしている。

ルフィ「このヤロ おれの影を」

フランキー「静まれ ここにモリアはいねェ

フランキーがルフィの頭を押さえて止める。

ゾロとサンジも目覚める。

ゾロ「………」

サンジ「………」

ゾロ「んここは………」

フランキー「サニー号だ」

ゾロ「サニー号 何で元の場所に…」

ゾロが足下を見て
ゾロ「 …イヤ …でも夢じゃねェ
     影がなくなってる………
     …妙な感じだ…」

ルフィがチーズを食べながら
ルフィ「おい大変だ 一大事だ
      食い物がなんもねェぞ

ロビン「

サンジ「あれだけ大量に積んだ食料がカラだ
      保存食を残して全部持ってかれてるぞ」

ルフィ「チーズや乾パンじゃ
      食い足りね――っ
      肉――――

ゾロ「まったく面目ねェ…
     油断しすぎてた…

ルフィ「海賊弁当も失くしちまった~~~…
      チーズじゃダメだチーズじゃ」

サンジ「――ところでナミさんが
      いねェ様だが……

ウソップから話を聞いて
サンジ「連・れ・去・ら・れ・たァ
      なぜ地の果てまで追わねェ
      そいつはどこのどいつだ
      すぐにおれが行って奪い返してくる

ウソップ「すまねェ
       でも追いかけ様のねェ
       状況になっちまって…
       とにかく話を全部聞いてくれ
       いいか
       これから取り返さなきゃなんねェもんは
       大きく分けて2つだ

ルフィ「“めし” “ナミ”
      あと影もだろ 3つだぞ」

ウソップ「おお… 意外なもんがランクインしてた…
       ひとまず“ナミ”と“影”の話をさせてくれ」

ウソップが今までのことを話す。

サンジ「んな… …け… …け…
      結婚だとォ~~~~~~~
      フザけんなァ~~~

怒りで燃え盛るサンジ。
サンジ「クソ 許さ~ん

ルフィ「ナミと結婚て勇気あんなァ
      ……そんで おれが巨人
      ゾンビってそうやってできるのか」

ゾロ「じゃ ルフィとあのコックのゾンビは
     確認済みってわけだな ウソップ」

ガタガタ ブルブル
ウソップとチョッパーが震えながら泣いてる。

ウソップ「あ…あいつが“七武海”の
       一人だったなんて……

チョッパー「急に怖くなってきた おれ…

フランキー「知らなかったのか おめェら」

ルフィ「ん そうかゾンビが本人みたいに
      なっちまうんなら…
      おれゾロのゾンビ見たぞ

ゾロ「どんなんだ」

ルフィ「ん~ 似た感じだったぞ ゲタはいてたから
      お前じゃねェとわかったけどな」

ゾロ「――まァ 何でもいいが じゃあ
     その3人のゾンビを探し出して
     口の中に塩を押し込めば
     影は返ってくんだな
     しかし そんな弱点までよく見つけたな」

フランキー「弱点にしろ お前らをまず救出に来た事にしろ
        助言をくれたのはあのガイコツ野郎だ」

ルフィ「えーっ ブルックに会ったのか

フランキー「会った…… 会って…
        ヤボな質問しちまってな…
        いや…お前が始めにアレを仲間にすると
        連れて来た時ゃ さすがに
        存在ごと完全否定したが…
        あの野郎 ガリガリのガイコツのクセによ…
        話せばなかなか骨がある ガイコツなだけに」

ゾロ「………」

フランキー「あいつァ男だぜ


フランキーの回想

フランキー「ちょっと待て 話のついでにもう一つだけ…
        おれの質問に答えてけ
        ――お前 そんな姿でもし人前に出たら
        人がどんな反応するか…わかるよな

ブルック「

フランキー「喋るガイコツだぞ……
        そんな気味悪ィ奴に
        友達なんか出来るわけねェ
        異形の者はハジかれる

ロビン「フランキー あなた何を…」

ブルック「…………………」

フランキー「この“魔の海域”を出られたとしても
        先の知れた運命 ましてや出られもしねェで
        絶望の数十年
        お前『死にてェ程淋しかった』って言ってたろ
        おれがお前なら… とうに命なんか断ってる

ブルック「………」

フランキー「存在自体チンチクリンなクセして…
        時々紳士ぶって話の
        “核心(キモ)”を隠しやがる……
        ………そうまでして生きて…
        果たしたいお前と“仲間との約束”
        ってのは一体何なんだ

ブルック「……ヨホホ お節介な人ですね」

ブルック「簡単な事です… 昔… 我が海賊団の仲間を
       ある場所に置き去りにしたのです
       至し方ない苦渋の別れでしたが……
       その場所へ『必ず帰る』と固い約束して
       我々は船を出しました
       ――そしてこの海で全滅
       彼との約束を果たさぬままに…

ロビン「………」

ブルック「船で一人 生き長らえた私には
       この“結果”を彼にちゃんと
       伝えに行く義務がある
       我々が死んだあの日から
       …もう50年は経つでしょうか」

フランキー「 50年 …オイ
        そんな昔の話かよ
        おれもまだ生まれてねェ
        悪ィがそんな長ェ時間
        そいつだってもう待ってやしねェだろ…」

ブルック「私になぜ… 彼がもう待ってやしないと
       見切りをつける権利がありますか
       万が一 約束を信じて
       ずっと待ってくれているとしたら…
       今 彼はどんなに淋しい気持ちでしょうか
       我々に裏切られたと思いながら
       今でもずっと待ち続けているとしたら
       どんなに惨めな気持ちでしょうか

フランキー「……お前」

ブルック「約束の岬で再会を誓った仲間の名は
       “ラブーン”
       幼いクジラでとても我らの
       危険な航海には連れていけなかった…
       もうずいぶん大きくなったと思います………

フランキー「仲間って“クジラ”なのか

ブルック「……そうです あれからずっと私達を
       信じているような気がしてならないのです
       いつもの様に陽気な音楽をかきならして
       …大手を振って帰って来ると思ってるかもしれない
       無責任に死んでしまった我々を
       彼が許してくれるとは思いませんけれど
       身勝手な約束をして 声も届かぬ遠い空から
       死んでごめんじゃないでしょうに……

ギリ…
ブルックが歯をくいしばって
ブルック「男が一度…
       必ず帰ると言ったのだから

フランキー「……

フランキーの回想おわり


フランキー「……………
        こういうワケで奴は…」


ビックリしているルフィ、ゾロ、サンジ、ウソップ。

ルフィ「ラブーン」

ゾロ「…………」

サンジ「あいつだ…」

ウソップ「ホントかよ…」

チョッパー「……あいつって

ルフィ「………… ああ
      おれ達知ってんだ そのクジラ」

ラブーンに会った時の回想

ルフィ達「山じゃねえェ  クジラだァ

ラブーン「ブオオオオオ」

回想おわり


フランキー「…… 何 どういう事だ

サンジ「……“偉大なる航路”の
      入口にある“双子岬”
      ――そこにクソでけェクジラがいて
      世界を分かつ壁に頭をぶつけ吠え続けていた」

ロビン「……」

サンジ「『必ず戻る』と約束した仲間の
      海賊達を50年待ち続けてるってんだ…
      すでに海賊達は逃げ出したって情報もあったが
      ラブーンはそれを認めず吠え続けてた
      何とかルフィがその壁にぶつかる
      自殺行為だけはやめさせたが
      …あいつは今も生きて
      その岬で仲間を待ち続けてる

ウソップ「……とんでもねェ話だ…
       50年も互いに約束を守り続けてたんだ…

ゾロ「まさかあのラブーンが待つ仲間の一人が…
     あの…ガイコツだったとは」


≪ブルックとリューマの対決≫

ガキィン キンギキン

ブルック「ハァ ハァ」

リューマ「ヨホホホ あなたがこの5年で強くなったとて
       それは私も同じ事

ブルック「わ
なんとかかわすブルック。

リューマ「我々の思考回路は同じなのですから

ボキン
リューマの刀がブルックの腰辺り刺さる。

ブルック「 うわァっ……

ガシャン
ブルックが倒れる。

ブルック「ハァ…………ハァ」

リューマ「相変わらずアフロが大事な様ですね…
       ――そんなに大きな弱点を
       守りきれるハズがない…

ブルック「黙れ ヨホ――

立ち上がりながら刀をもって攻撃。

ブルック(ラブーン お前まだ私達の事………
       覚えてくれていますか…
       お前の気持ちを思うと
       胸が締めつけられます
       ――私今 胸なんてないんですけど
       ヨホホホホ―
       “偉大なる航路”の険しさに我ら力及ばずに
       仲間達はもう…みんな死んでしまいました)

ガッ
リューマの攻撃でブルックの
左目の上の骨が少し砕ける。

ブルック「 く… ハァ」

ブルック(私はと言えば仲間に加えて
       顔も体も何もかも失って
       ――もしまた会えても
       この白骨化した姿では
       お前には私が誰だかわからないでしょう)

キキキン
ブルックは地面に倒れ込みながらも
必死に攻撃を交わす。

ブルック「わっ やめ… アフロはやめて下さい

リューマ「ヨホホ」

ブルック(私にはもう何も残ってないけれど
       せめてみんなが……
       ラブーンみたいだと
       笑っていたこの頭…

ブルック「ウワァアアア」
ブルックリューマに突っ込んでいく。

ブルック(この面影一つ守り抜いて
       必ず会いに行くから)

ボキッ
リューマの刀がブルックの腰を貫く。

ブルック「

ブルック(待っていてほしい
       “約束の岬”で……

ブルックが倒れこむ…。

≪サニー号の船上≫

フランキー号泣。
フランキー「ヴォオオ~~~
        骨も鯨も大好きだチキショ―――

ゾロ・サンジ・ウソップが耳を塞ぎながら
3人「 うるせェよっ

ルフィ「うは~っ ぞくぞくしてきた
      あいつは音楽家で
      喋るガイコツで
      アフロで ヨホホで
      ラブーンの仲間だったんだ
      おれはあいつを引きずってでも
      この船に乗せるぞ
      仲間にする
      文句あるかお前ら

ロビン「ふふっ…… あったら意見が変わるのかしら

ウソップ「会わせてやりてェなァあいつ
       ラブーンに

涙と鼻水たらたらの
フランキーとチョッパー。
フランキー「賛成だ チキショ――ッ

チョッパー「おれもだコンニャロ――ッ
        おれもうガイコツ怖くねェっ

燃えてるサンジ。
サンジ「そんなわかりきった事より
      ナミさんの結婚阻止だ  おれァ

ゾロが一人船を降りて歩き出す
ルフィ「ゾロ どこ行くんだ」

ゾロ「さっさと乗り込むぞ
     奪い返す影が一つ増えたんだろ

ルフィ「しししし

ルフィ「よっしゃァ  野郎共っ
      反撃の準備をしろ
      スリラーバークを吹き飛ばすぞォ―――

ウソップ「ゆけ

サンジ「 おめェもだアホ

-459話- おわり


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第458話 “アフロだけは”

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【本編】


≪屋敷内≫

ゾンビ達「おおお なんてこった……
      “鼻唄”以外におれ達の
      弱点を知る奴らが現れるとは… 

    「腐れヤベェ『死にゃしねェ』が
       合言葉のおれたちが
       消滅にビクビクすんのはイヤだぜ


≪サニー号に向かうウソップ達≫

ロビン「この長い階段は
      影を取られた者を運ぶ通路だと聞いたわ」

ウソップ「そうなんだ ルフィが
       運ばれてったんだ
       おれ達はそれを追ってたら
       ナミが…

チョッパー「ナミ 大丈夫かなァ

ウソップ「あいつは命を狙われたわけじゃねェ
       出直して必ず助ける

フランキー「さっき上で聞こえた
        怪物の唸り声みてェのは
        一体何だ
        おれ達はアレ聞いてかけつけたんだ」

ウソップ「あれは… “ルフィ”の声さ
       おれ達が見た事は全部話す
       とにかく
       ………とんでもねェ事になった

≪オーズのいる冷凍室≫

ゾンビ達「どんどん運べー
       まだ足りねェぞー

    「どんだけ食うんだ
       スペシャルゾンビって
       島の食料が底ついちまうぞ

バリバリ ボリボリ
オーズは食事中。

モリア「すげェ食いっぷりだな」

ペローナ「クマシー てめェ
       どういうワケで海賊かくまってたんだよ

クマシー「お… お… でも… それは… 

ペローナ「喋るなカワイくねーな 

オーズ「わりいなー チビらっきょ
      おれ誰だか知らねェのに
      メシ食わせて貰って
      マズいし 食い足りねェけどな
      しししし

モリア「……」

ゾンビ達「ぬァ
    「てめェコノ スペシャルゾンビ
       調子コイてんじゃねェぞォ
    「おれ達ゾンビが誰のお陰で
       動いてられると思ってんだ
    「このスリラーバークの支配者に向かって
       何て口の利き方だ腐れバカ
    「ご主人様は ゆくゆくは この海の王に…」


オーズがゾンビ達の方を向くと
ゾンビ達が土下座して。

ゾンビ達「ホント すいませんでした」
    「今の全部コイツが言えって」
    「 お前っ 友達売るなよっ

モリア「いいかオーズ
      お前は500年前
      数々の伝説を残した大悪党
      そして今 この現代の海に
      おれの部下として蘇った」

オーズ「部下 イヤだね
      おれには夢があるんだ

ゾンビ達「そんなゾンビ 見た事ねー 

オーズ「ここはせまくてつまんねェな
      ちょっと外に出てくる
      海へ出て世界一週するか」

ゾンビ達「大航海かっ

ガン ガン… パラ パラ…
オーズが冷凍室の壁を拳で
かるく叩いている。

オーズ「……」

ゾンビ達「バカめ ムリムリ
       この特別冷凍室は
       超重厚な鋼鉄によって
       密封されているんだ

オーズ「“ゴムゴムの銃(ピストル)”

ボコォン
オーズが冷凍室の壁を破壊する。

ゾンビ達「ちょっと ちょっと ちょっと
       アンタァ 
       腐れヤベ~
       オーズが外へ逃げ出したァ

モリア「……」

オーズ「おかしいな
      腕がのびる様な気がしたんだけど
      …まァいいか」

オーズ「海賊王に おれはなるっ


≪屋敷の最上階≫

リューマ「――またあの時の様に…
       『アフロだけは』『アフロだけは』と…
       みっともなく私に
       命乞いをするだけですよ…

ブルック「……いいえ そうはいきません」

ブルック「………」


ブルックの回想シーン

スリラーバークの森を走っているブルック。

ブルック(ハァ… ハァ… ラチが開かない…

ブルック「あんなコワイ顔のゾンビに ハァ
       勇気を持って斬りつけても
       またすぐに起き上がる…

    「何か必ず弱点があるハズ ハァ
       このままではもし自分のゾンビを見つけても
       どうする事もできませんよ…
       何よりゾンビの顔はコワすぎる…」


ゾンビ「ギャアアアアァァ」

ビクッ
ブルック「

ゾンビ「同志が“浄化”しちまったー

ゾンビ「何が起きた

ゾンビ「コイツ… 食い意地はって
      魚を塩焼きで食いやがって」

ゾンビ「バカか 新入りだろ」

ブルック(弱点はまさかコレか


屋敷内のホグバックの前にブルック。

ホグバック「貴様 先日影を取られたガイコツ
        どうやって戻った 

ブルック「質問に答えなさい
       私の影はどのゾンビに入れた
       答えなければ島中に魚をバラまくぞ

ホグバック「ん… 魚ァ……
        フォスフォス…… 
        そんな物バラまいてどうする」

ブルック「え… じゃあ…
       まさか“塩”ってコトも…
       ないだろうし」

ドッキーン
わた わた しながら
ボグバック「 し…
         フォ フォスス スォス
         フォ…
         そ…そんなそんなものバラまいて
         ど… どどどうす…」

ブルック(塩だ――


夜になって…

ブルック(ハァ… ハァ やっぱりゾンビ
        メチャメチャ怖い 夜なんて最低だ…
        とはいえ日の射す時間帯は危険な上
        敵にも発見され易いし…)

ブルック「そ…そうだ 怖い時は歌を歌えば
       気が紛れるぞ…」

ガサッ…

ブルック「 わっ ビックリした…
        何だバッタか」

    「彼らの顔を見ない様に…
       ガイコツのスピードで素早く
       ゾンビ達を浄化していけば」

ブルック(必ず自分の影に出会える)

どこからともなく、歌が聞こえてくる。
ゾンビ「何だ この歌は…」

ゾンビ「誰かが鼻唄を…

ゾンビ「ギャアアアアア」

ゾンビ達「

ゾンビ「何者だァ~~

ズバン ズバン
ブルックが鼻唄を歌いながら
ゾンビ達を次々と斬っていく。

ブルック「ん~~ん んっんん~ んん~♪」

ゾンビ「ギャアアアア」

ブルック(ギャアアァ――)

アブサロム「どうした この島で何が起きてる

ゾンビ達「鼻唄まじりに闇をまとって現れる
       恐ろしい顔の剣士が
       自分の影を探し回っています

クマシー「ペローナ様事件」

ペローナ「うるせー 起こすなクマシー 

ゾンビ「すでに兵士ゾンビ ほぼ壊滅状態です
      何とかして下さい

ブルック「 ハァ… ハァ…」

リューマ「ヨホホホ

ブルック「ハァ… やっと会えた ハァ」

ガキィン
ブルックがいきなりリューマに斬られ
左目の横の骨が砕ける。

ブルック(何だこの強さは… 私じゃないのか
       このゾンビは
       太刀筋は私と同じなのに…
       全くついていけない)

リューマ「ヨホホ 降参しなさい
       何十回 向かって来ても同じです

ガキン ガシャン
ブルックが倒れ込む。

ブルック「……………

リューマ「少しでも速く動きたいのなら
       その邪魔そうなアフロ
       切ってあげましょう」

ブルック「え…や…やめろ
       アフロには
       手を出さないでください」

ブルック「 …なぜ わからない
        …私の影なら…
        このアフロの大切さが
        なぜわからないんだ
        ……私の体の成長は止まっているから
        もう二度と伸びてはこないんですよ

リューマ「ヨホホホ それが何ですか
       あなたに従っていた日の事など全て忘れました
       私は今 モリア様 アブサロム様を
       “主人”としているのですから
       アフロを大切にするガイコツなど
       ただ滑稽にしかうつらないのです

ギン キキン ギィン
リューマの攻撃に防戦一方のブルック。

ブルック「うわァ や…やめてくれっ
       アフロだけはっ
       アフロだけはっ

バキィン
リョーマの剣がブルックの
左目の少し上に刺さる。

リューマ「惨めな姿だ 元ご主人」

ブルック「……すいません …参りました
       どうか… 逃がして下さい…
       この島を出て行きますから…」

リューマ「では早く去れ 
       私もあなたに死なれては困る身だ」

ずる… ずる…
地面をはいながら、逃げるブルック。

ブルック「ウウ ウウ~…

ブルックの回想 終わり


ブルック「…………」

リューマ「あんな見苦しさはない」

ブルック「何とでもいいなさい この5年
       私は再び来るチャンスの為に

ギン キキン
ブルックがリューマと対等に戦っている。

ブルック「強くなったのです

ギィィン
ブルックの攻撃をかろうじて防ぐリューマ。

リューマ「


≪アブサロムの部屋≫

執事ゾンビ「へーへー アブサロム様っ

アブサロム「挙式の準備は出来てるな

執事ゾンビ「へーへー そりゃいつでも」

絵画ゾンビ「ほーお 美しい花嫁」

アブサロム「今すぐ式を挙げる
        ドレスを着せて式場は連れて来い」

執事ゾンビ「へーへー只今

ナミはアブロサムの部屋の机に
気を失ったまま寝かされている。


≪サニー号へ向かうウソップ達≫

ウソップ「さっきのもの凄ェ音と叫びもそうさ
       ハァ ルフィのゾンビが叫んで
       大暴れしてるとしか思えねェ
       急ごう ハァ」

フランキー「サニー号があったぞ
        成程ここへ通じてたのか…
        上へ行けばいきなりボスの部屋だったとはな
        階段が下ろせる様になってる
        おい ずいぶん荒らされてるぞ

ロビン「ゾンビ達の仕業ね ドロの足跡だらけ」

チョッパー「えっ じゃまだいるかも

ウソップ「確かに荒れてんな
       別にまだ取るもんなんてねェのに…」

チョッパー「ゾンビいないか

フランキー「――まず 肝心のあいつらは……
        見当たらねェな…」

チョッパー「おーい ルフィ~~
        ゾロ~~ サンジ~~

ウソップ「いた ダイニングにいた 3人共だ


3人が椅子に座らされ、デコレートされてる。

ゾロ:両頬を洗濯バサミでひっぱられ
   鼻には割り箸1本つっこんで
   頭に長靴をのっけられてる。

サンジ:両頬とアゴを洗濯バサミでひっぱられ
    鼻には割り箸1本つっこんで
    頭にはリボンが…。

ルフィ:割り箸2本を鼻の穴に入れられ
    その割り箸の先を口に引っ掛けてる。
    髪は可愛くゴムで3つに分けられてる。
    頭には麦わら帽子。

フランキー「完全にゾンビ達に
        デコレートされているが 

ロビン「……無残ね」

フランキー「おォい てめェら起きろォ
        寝てる場合かァア
        事態は深刻なんだぞ

ドカァン ドゴーン
バキィ ボカ

フランキーにボコボコにされた3人。
頭にコブの山が…。

ウソップ「……………起きねェ…」

フランキー「神経あんのかコイツら
        仕方ねェどいてろバズーカで」

ウソップ「いや… 大丈夫だ…」

ウソップ「美女の剣豪が
       肉持ってやって来たぞ

パチ…
サンジ「美女」 右目が開く。

パチ…
ルフィ「肉」 左目が開く。

ギロリ…
ゾロ「剣豪ォ」 右目が開く。

ゴ――ン
チョッパー「ダメだ コイツら


-458話- おわり


【感想】


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第457話 “肉~~

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【本編】

≪オーズのいる冷凍室≫

モリア「始めようか…

ウソップ(何だ… コレ… きょ…巨人の… 死体
       巨人にしてもデカすぎる)

チョッパー(……… う… う……)

ナミ(声出さないでよ チョッパー
     たえて)

じた ばた
モリアに捕まっている
ルフィの影が逃げようとしている。

モリア「静まれ 麦わらのルフィの影よ
      おれがお前の新しい主人だ

ピタッ…
ルフィの影「…………」

ウソップ(………………

モリア「今から お前がゾンビとして生きる為の
      声と肉体を与える
      過去の一切の人間関係を忘れ去り
      おれに服従する兵士となれ

コクン…
ルフィの影がうなずく。

モリア「キシシシ 契約成立だ」

ホグバック「シンドリーちゃんも“過去消去”の
        契約を結んで貰うべきだったな…
        そしたら皿で食事できたのに」

シンドリー「あんたのヒザの皿も割れたらいい」

ホグバック「 コワッ シンドリーちゃん
        今のおどし超怖い

アブサロム「シンドリーはホグバックに酷だな
        コクバックだな」

チョッパー「 カゲを…

モリア「…さぁ 目覚めろ……
      500年の眠りから……

モリアがルフィの影を
オーズに向かって投げ込む。

ナミ「

ズズズ… ズ…
ルフィの影がオーズの体に入っていく。

しゅるん

ナミ(え… ルフィの影が…)

モリア「キシシシシ」

アブサロム「入った……

クマシー「…………」

ドクン… ドクン…
オーズの手が少し動く。

ウソップ「

チョッパー「………

ナミ「ダメよ 叫んじゃ

ドクン… ドクン…
ギョロッ
オーズの目が開く。

ナミ・ウソップ・チョッパー「ぎゃあああああァ
                アァアァ~~

モリア「何だァ……

ナミ「死体が動い…」

クマシー「あ」

ペローナ「おいクマシー
       お前まさか
       海賊達をかくまって……

ウソップ「し… しし…
       しまった見つかったァ

ナミ「声が出ちゃった…

チョッパー「悪魔が目覚めたァ~~~

アブサロム「あれはおいらの花嫁
        なぜこんな所に

ギョロ・ニン・バオ「海賊だぞ 捕らえろ

クマシー「お… お…」

バキン ベキベキ… バリン

モリア「お…お…
      巨大な鎖を簡単に引きちぎった」

ナミ・ウソップ・チョッパー「………
3人とも泣きながら、開いた口がふさがらない。

ホグバック「素晴らしい… もはや芸術
        何と言う“威圧感”
        まさに“魔人”

オーズ「肉~~~~~っ
      ハ~~~ラ~~~ァ
      へ~~~っ
      った~~~~~~

ホグバック「うおお」

オーズ「サンジ メシ~…
      んん サンジって誰だ

アブサロム「 おい 海賊達はどこへ

ギョロ・ニン・バオ「逃げました
           全速力で
           すごい逃げ足

3人を追うアブロサム。
アブサロム「逃がさん

ナミ・ウソップ・チョッパーは
屋敷の廊下を走って逃げている。

ウソップ「ハァ…… どういうこった
       どういうこった 今の

チョッパー「ハァ… ハァ…
        ルフィの影を入れたら…
        動き出した……
        …… そういう事だったんだ
        “ゾンビ”って
        Dr.ホグバックの命の蘇生って……
        あのでっかい男の“能力”
        たぶん悪魔の実だ

ナミ「第一声が“肉”だったって事は…
     あの怪物巨人 明らかに人格は
     ルフィって事よね ハァ
     ――だったら ……思い出してみて…
     渡り廊下で会った
     あのサンジ君みたいなペンギン…」

ウソップ「―そうか じゃ あいつには
       サンジの影が入っていたのか

チョッパー「…峰打ちしてきた侍も あれブルックだ
        いろんな奇妙な出来事が
        全部繋がってきた」

ナミ「チョッパー………

チョッパー「とんだゾンビごっこだった
        人の命をバカにしてる
        何が人類の夢だ
        …なにが死者の蘇生だ
        人を救う気なんて
        ないんじゃないか
        ただの悪党だった

チョッパーが言った言葉を思い出すナミ。
チョッパー(Dr.ホグバックは偉大な男なんだぞ
        おれは尊敬してるんだ

ナミ「チョッパー…

ウソップ「そんな事 悲しんでる場合じゃねェぞ…
       仲間がそのゾンビごっこの
       犠牲になろうとしてる

廊下を抜けて、階段を下りている3人。

ウソップ「わかってるか
       あいつらを救うのはおれ達だ
       急ぐぞ
       ルフィの本体が運ばれた方へ

ナミ「『船に捨てて来い』って言ってたわ
     サニー号の事かしら」

チョッパー「ゾロもサンジも同じ目に
        遭ってるとしたら同じ場所かな…

ナミ「……ホンットあいつら」

ウソップ「世話がやけるぜ…

すっ…
アブロサムが両手を3人の方へ向ける。

ドゴォォォン
アブロサムの手から出た火の玉のような
ものがウソップとチョッパーに直撃。

ナミ「え

チョッパー「ブハ…」

ウソップ「が…

ナミ「ウソップ チョッパー

ゴロゴロゴロ… ドサ ドサッ
階段を転げ落ちるウソップとチョッパー。

ナミ「痛い ちょっと離してよ

ウソップ・チョッパー「……

アブロサムがナミを左手でかかえている。

ナミ「コイツ… 何て力……

アブサロム「別れでも言っておくか
        この女は 今日おいらに嫁ぐ」

ウソップ「ハァ… バーカ
       女一人守れねェで
       …男ウソップ生きる価値なし

チョッパー「うおー ウソップその武器

バシュン
ウソップ「“六連蝮星(ろくれんマムシぼし)”

スー…
アブロサムが透明になっていく。
アブサロム「フフ」

チョッパー「また消える……

ナミ「え  私まで…

スー…
ナミもいっしょに消えていく。

ズドドドォン
ウソップの放った“六連蝮星”が外れる。

ウソップ「ナ…… ナミまで消えた

チョッパー「どこだ ナミ~~~
        何だ…
        別の強い匂いでかき消される

ナミ「助けて
     ウソップ チョッ… …

ウソップ「おいっ ナミどうした
       どこにいるんだ 返事しろォ

アブサロム「ゾンビ共… 後は任せた
        2人を捕らえてモリア様の元へ

ウソップ「……どこから喋ってんだ」

ガキィン
鎧ゾンビが斧でウソップを
攻撃するがかわす。

ウソップ「うお 何だ 
       ヨロイのゾンビ
       上からも下からもいっぱいゾンビが

チョッパー「捕まるな
        おれ達まで影を取られるぞ ……

ゾンビ「オイ 海賊だ 影をよこせ」

チョッパー「うわー絵画ゾンビもいたー

絵画ゾンビ「フヘヘ」

ゾンビ達が大勢でウソップとチョッパーを襲う。

ウソップ「畜生 キタねぇぞ お前ら
       不死身で集団なんて
       おれ達まで捕まるわけには…

チョッパー「くそォ 離せ
        …… くそォ

ゾンビ「影くれるだけで いいんだぜ兄ちゃん
      ゲヒヒヒヒ

ゾンビ「ぎゃああああ

ズズズ…
ゾンビの口から影が抜けていく。

フランキー「アウ アウ
        …おれの弟分達から
        手ェ離せやコラァ

チョッパー「え…」

ゾンビ達「おい 誰かいるぞ
       何だ
       同志が浄化されてく
       何者だあいつら 腐れヤベェ

チョッパー「あ… ア゛ニギ~~~っ

ウソップ「ロビ~~~ン

フランキー「間を外したか一人足りんぜ」

ロビン「ウソップ チョッパー ケガはない


-457話- おわり


【感想】


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第456話 “氷の国から来た魔人”

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【本編】

≪屋敷 渡り廊下≫

フランキー「船に戻る
        おれ達がサニー号に

ブルック「そうです すでに捕まったであろう
       仲間達の身に起きる最悪の事態とは
       影を取られること
       しかし影を取られようとも
       死ぬわけではありません
       見て下さいこの通り私の様に
       あっ 私死んでました

フランキー「そこは別の話だろ 
        影取られても
        死にゃしねェってんだな」

ブルック「そういう事です
       しかし取られた瞬間みな
       気を失ってしまうのが難点
       2日は目覚めません
       その間に強い者程船に乗せられ
       このスリラーバーグから追い出される
       ――とは さっき言いましたが
       なぜだかわかりますか

ロビン「犠牲者が影を取り返す為に
      島へ戻って来れない様にね」
 
ブルック「そうです

フランキー「――んじゃ 気ィ失ってる間に 
        殺しちまえばいいものを」

ブルック「それはできないのです
       ここ重要です よく聞いて下さい」

フランキー「

ロビン「………………」

ブルック「“本体”と“影”は引き離されてても
       一心同体
       “本体”が死ねば“影”も
       消滅してしまいます
       ――つまり同時にゾンビも
       命を失うと言う事です
       敵もこれでは困る為
       “本体”を必ず生かすのです

       ――ですからお仲間達が影を
       取られていた場合でも
       必ず生きて船に返されてる筈なのです
       このままあなた方まで
       犠牲者になる様な事になれば
       それこそ事態は最悪
       全員が影を失くし海をさ迷う事に…

ロビン「………………」

ブルック「まだ対処できる今の内に
       仲間達の目を覚ます事が
       影奪回のチャンスを見出す
       唯一の方法なのです

フランキー「成る程…話にスジが通ってやがる」

ブルック「お2人共コレを…」

ブルックがロビンとフランキーに
小さな袋を渡す。

ロビン「なに

ブルック「ゾンビ達の弱点です
       効果は先程
       スパイダーモンキーで実証した通り

フランキー「弱点… これは何なんだよ」

ブルック「“塩”ですネ」

フランキー「…………塩ォ
        邪悪な存在を清めて倒す
        なんて呪いか何かか

ブルック「――まあ 平たく言えばそんな所で……
       …元々悪魔の実の能力で
       動いているのがゾンビ達
       “海”の力を持つ塩によって
       その肉体はニセ物の魂と 
       結合していられなくなるというわけで」

フランキー「――成る程… じゃあこの猿が
        さっき口から吐き出したのが
        コイツの中にいた“影”って事だな」

ロビン「……そんな弱点があったなんて」

ブルック「ちなみにゾンビを倒すには
       口の中へ塩を押し込んで下さい
       それがコツです
       ホネ だけに

ブルック「コツなのです

ロビン「――でも あなたがゾンビや
      この島の事にこうも詳しいのはなぜ

ブルック「私が影を取られた5年前
       当然船で流されたのですが
       運よく引き返せる時点で目覚め
       島へ戻り戦った事があるのです
       …結果は…大敗

       …命惜しくて逃げました…
       どうしても 死にたくなかった
       ――私は船でたった一人の生き残りですから
       いつかこの“魔の海域”を抜けて…
       仲間との“約束”を果たしたくて
       …命惜しさに逃げました
       ――ですが 生き長らえる事は実際
       何の解決にもならなかった」

ロビン「………」

ブルック「――だから今度は …もう逃げません
       あの男に勝って
       影を取り返すまでは

ブルックは戦って負けた時のことを思い出す。

ブルック「……………………

ブルック「――では 私… すいません
       先を急ぎますので
       ごきげんよう

フランキー「ちょっと待て

ブルック「……………………

フランキー「――話のついでに…
        もう一つだけ
        おれの質問に答えてけ」

≪『マストの屋敷』内
    ゲッコー・モリアのダンスホール ――≫

ナミ達3人がクマシーのチャックを開けて
こっそりルフィの様子を見ている。

ウソップ(ルフィ…

ナミ(どうしたの …今の …見た

チョッパー(“影”だよ…
        “影”を切り取られた……

ウソップ(――そういう話… あのガイコツ…
       ブルックがしてたよな)

ナミ(“影”を取られたって…
      じゃブルックもあいつに

チョッパー(信じられねェ…
        そんな事何でできるんだ

3人(わっ

さっ さっ さっ 
ペローナがクマシーの方を見ようとすると
3人はクマシーの後ろに隠れる。

ペローナ「ん クマシー 
       お前またボソボソ喋ってたな

クマシー「お… お… 

アブサロム「お前はクマシーにキビシーな」

モリアにつかまっているルフィの影。

じた ばた
ルフィの影「 

ルフィ本体は気を失っている。

モリア「キシシシシ
      コイツはおれを
      “海賊王”にまた一歩
      …近づけてくれそうだな
      ホグバック……

ホグバック「――あんたと出会って10年
        こんな日の為に力を尽くして
        造り上げた900号
        その影を入れれば史上最強の
        ゾンビとなり必ず我々の
        大きな力となりましょうな

アブサロム「おいらが世界中の
        “墓場の王”となる日も近いってわけだな」

ペローナ「世界中のかわいい者達を
       みんなゾンビに変えて
       私に服従させる夢の王国も目前か

モリア「そうさ どんな生意気な野郎も
      “影”にすれば絶対服従
       世の中は素直なゾンビの世界になる
       これ程の部下がいりゃあの時…
       “新世界”でカイドウの野郎に
       敗れる事もなかったか…
       目覚めさせてみせようじゃねェか
       キシシシ
       ギョロ ニン バオ
       特別冷凍室の扉を開け

ギョロ・ニン・バオ「ヘイ
            ご主人様

アブサロム「スパイダーマウス
        麦わらのルフィの本体を
        船に捨てて来い
        糸を解くのを忘れるな
        そのまま死なれちゃ困るからな」

スパイダーマウス「へい
          ちょっとお待ちを
          報告が

アブサロム「何だ…」

スパイダーマウス「つい先程“スパイダーモンキー”
           タララン隊長がやられました

アブサロム「やられた …何も
        影を抜かれた訳ではあるまい…」

スパイダーマウス「影を抜かれたんですーっ

アブサロム「

ホグバック「アブサロム… そういうマネが
        出来る男はアイツしか…

アブサロム「………」

スパイダーマウス「犯人は剣侠“鼻唄”です

ペローナ「…………」

スパイダーマウス「知らねー間に犠牲者も多数
           このままじゃ
           また5年前の悪夢の再来に

ホグバック「――くそ 敵にしてゾンビの弱点を
        暴いた唯一の男
        一体なぜバレたのか
        ……それにどうやって再びここへ
        ちょ… シンドリーちゃん なぜ前に… 

ペローナ「話には聞いたが どんな奴なんだ

サブサロム「ペローナ………
        ――お前あいつの姿を知らねェのか
        …………
        それじゃ偵察の段階は素通りだな」

アブサロム「ご主人様 厄介の種がまたこの島に……

モリア「んな事までおれが知るか バカ野郎
      お前らが何とかしやがれ
      さァ冷凍室へ行くぞ

スパイダー「あ… ちょっと
        あの しかし現状はですね… 

ヒソヒソ
スパイダーマウスがアブサロムに舌打ち。

アブサロム「………
        バカ それを先に言え
        ならば充分 足止めできる
        問題が起きたら また報告しろ
        さっさと麦わらを捨てて来い

スパイダーマウス「了解

スパイダーマウス達がルフィの本体を
背中に乗せて部屋の外へ出て行く。

ナミ(ルフィ――っ 

ウソップ(バカ出るな
       影を取られて 死ぬわけじゃねェ筈
       ブルックがそうだった)

ジーッ ウソップがクマシーのチャックを閉める。

ナミ・チョッパー(…………………)

ウソップ(今はまだ 出られねェ…
       チャンスを待とう……

クマシー「……」

ウソップ(ルフィの影をどうにかするらしい
       ついでに そっちを見届けるんだ…
       後で取り返せる様に…

≪『マスト屋敷』『ホグバックの屋敷』間
         中2階 クモの巣の渡り廊下≫

将軍ゾンビ達「もうここにはいないぞ
         あの2人組……
         どこへ逃げた……

キャプテン・ジョン「まさかタラランが
            やられるとは…

ジゴロウ「オイ 敵はどこだ……
       早く斬らせろ


≪ゲッコー・モリアの『マスト屋敷』内――≫

ダダダ…
フランキーが泣きながら走っている。

フランキー「ハウ

ロビン「フランキー…」

フランキー「 アウ 何だ
         コノ野郎っ 泣いてねェぞバーカ
         こっち見るんじゃねェ ハウ…」

ロビン「――なぜ彼に… あんな質問をしたの

フランキー「うるせェ おれの勝手だろうが
        …オラ早く行くぞ ぐすっ
        ハー… もー チキショー
        おれァ あのガイコツ大好きだ
        あんなイイ奴 他にいねェよ
        クソったれ うおう……」

クス…
ロビン「フフ…そうね」


≪屋敷最上階『ホグバック研究所』≫


リューマが椅子に座っている。

リューマ「 …ヨホホホ …やはり
       突き落としたくらいでは諦めませんか」

ブルック「無論です ハァ ハァ」

リューマ「私の名を知らないんですか…
       “剣豪リューマ”と聞けば…
       誰もが身をすくめる程の……」

ブルック「黙れ お前は 私の影だ

リューマ「ヨホホホ………
       肉体のレベルが違う

ブルック「帰って来て貰いますよ
        私の足元へ


≪ゾンビNo.900 特別冷凍室通路≫

モリア「楽しみだな…
      『氷の国』にて アイツの死体を見た時は
      身震いがして止まらなかった
      500年の昔 こんなおぞましいものが
      海で暴れていたのかと息をのんだ…
      討ち取った国を島ごと
      自分の領土へ持ち帰り
      悪党達の国を築いたという
      世に名だたる“国引き伝説”を残した
      張本人がそこにいた…

ホグバック「これがゾンビ造りの醍醐味…」

モリア「また伝説が一つ蘇る キシシシ
      さァ…………
      復活の時だ 歴史上に唯1人…
      “魔人”と呼ばれた狂戦士
      “オーズ”よ

冷凍室に鎖で縛られた、巨大な化け物がいる。


-456話- おわり



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第455話 “王下七武海ゲッコー・モリア”

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【本編】

≪屋敷 渡り廊下≫

タララン「………ア」 

フランキー「まだだ 斬った所でゾンビだぞ
        また立ち上がる」

タララン「…… コノォ… 
       ん 待てよ
       ……お前どっかで…」

ブルック「ヨホホ… ご心配なく 対処もしました」

フランキー「対処

ブルック「ゾンビにも弱点はあるのです

タララン「アー ア―― アー

ロビン「

ズズ ズズ
タラランの口から黒い物が出て来る。

タララン「アア――――――ア

フランキー「何だありゃ

ブルック「あれこそがゾンビの“魂”…

フランキー「…魂 目に見えて抜けてくぞ

タララン「アアア――― ア――――…」

ブルック「さァ帰りなさい 主人の下へ

ひゅ―――ん
タラランの口から黒い物が出て
空高く飛んで行く。

ドスゥ―…ン
タラランが倒れる。

スパイダーマウス達「ギャ――――――
           タララン隊長ー
         「隊長
           隊長がやられた―――

フランキー「完全に停止した
        ……何をしたんだ

ブルック「浄化です」

スパイダーマウス「……見ろ
           間違いないあいつ…
           “ハナウタ”だ

ブルック「……」

スパイダーマウス「5年前にこのスリラーパークを
           メチャメチャにした男だ
           ご主人様に報告だ―――っ

カサ カサ カサ
スパイダーマウス達が退散。

ロビン「…

ブルック「――あ このクモの糸は
      “力”には強いですが火に弱いので」

ボッ ジュワワワ…
フランキーが口から火を吹いてクモの糸を溶かす。

フランキー「ホントだ 溶けてく」

フランキー「麦わら達が連れ去られたんだ
        お前 この島の事色々知ってそうだな」

ブルック「ハイ しかし… 何から話せばいいやら
       すでに彼らに捕まったとなると
       もう手遅れの可能性も高いですね」

フランキー「なァにォ
        手遅れだとォ 

ブルック「そ… そんな 私に怒鳴らないで下さい
       面食らってしまいますよ
       ガイコツだから
       私面なんてないんですけども
       ヨホホホ スカルジョーク

ジャキン
フランキーがブルックに向けて
ウェポンズレフトの構え。
フランキー「…………… 」 

ロビン「やめなさい すでに死んでるわ」

ブルック「――とにかくふざけず聞いて下さい」

ムカッ ジャキン
またウェポンズレフトの構え。
フランキー「…………… 」 

ロビン「やめなさい すでに死んでるわ」 

ブルック「一度お話した通り船の舵もきかず
       私が一人でこの海を
       さ迷い始めて数十年……
       この“魔の海”を脱出したいと
       思えど舵は壊れていて
       潮の流れに翻弄されるばかり
       そんな折―…
       5年以上前になりますか
       あなた方と同じ様に
       このスリラーバークへ誘われたのです…
       どうしても“魔の三角地帯”を
       抜け出したかった私は
       この島に舵を直せる部品でも
       あればとひた歩きましたが
       出て来るのは怪物やゾンビばかり 
       ――やがて捕まり着いたのはこの建て物」

フランキー「………………」

ブルック「その内部で見たのは
       先に捕まった格闘ダンサーが一人と…
       運ばれてきた“没人形(マリオ)”と
       呼ばれるつぎはぎの死体
        ――そこへ見るも恐ろしい
       大男が現れ なんと…
       男の“影”を床から引きはがし
       切り取ったのです

ロビン「

フランキー「影を… 切り取った………

ブルック「私も目を疑いました………
       目は… ないんですけど――っ

フランキー「いい加減シバくぞてめェ

ロビン「もう シバいたらいいわ」

ブルック「ほどなく私も同じ運命を辿るのですが…
       影を取られた男はその場に倒れ
       切り取られた影は一方の
       動かぬ“没人形”の体内に押し込まれました
       ――するとどうでしょう…
       ただの死体であるハズの“没人形”が
       動き出すじゃあありませんか

フランキー「どういうこった

ブルック「“影”とは…
        いつどこにいても人に従い動く
         “もう一つの魂”なのです
         あなた方の落とす影も然り 
         本来… 人が生まれて
        死ぬまで絶対に離れる事なく
         従い続けるハズの“魂”」

ロビン「……」

ブルック「それを捕らえて自分に
       従わせてしまえるその大男こそが
       王下七武海 ゲッコー・モリア
       “カゲカゲの実”の能力者です

フランキー「悪魔の実か」
 
ブルック「そこに死体さえあれば影を使って
       彼はゾンビを生み出せるのですが
       厄介なのは生物の死体を
       より強靭に組み上げる天才外科医
       ドクトル・ホグバックが仲間である事
       彼の医術は時として各地の墓場から
       伝説的な戦士の肉体をも復活させ
       おびただしい数の“没人形”が
       今も研究所の冷凍室に保管されています」

ロビン「Dr. ホグバック…
      あの有名な医師が失踪事件以来
      こんな所で海賊の手助けをしていたなんて」

フランキー「だが… じゃあ
        ゾンビってのは肉体は動いちゃいるが
        何も死者が蘇ってたわけじゃねェんだな」

ブルック「その通り… 
       “性格”や“戦闘能力”は
       全て“影”の持ち主のものです
       肉体の持つ“強靭さ”は
       “没人形”の持つ筋力しだい
       強い肉体 強い影を融合させる程
       より強いゾンビ兵が生まれる
        だからモリアは手っ取り早く
       賞金首の影を欲しているのです」

フランキー「成る程… おれ達が狙われるわけだな」

ロビン「それがスリラーバークの全貌ね
      モリアにとってゾンビの一番の特性は
      従順である事かもしれないわね
      本来なら強い戦士程
      従わせる事は困難なはず」

ブルック「――そう… 本人と同じ戦闘能力を持つ
       “影”だけ戴いたら
        言う事を聞く筈もない本体など要りません
        強い者程 気を失ってる内にすぐ海へ流されます」

ロビン「

フランキー「え… じゃあ あいつらヤベェ…」

ブルック「まだ大丈夫 時間はあります 
       今から私が最善の策をお教えしますから
       私を信じてその通りに動いて下さい

フランキー「…あァ
        お前を信じる~~

ブルック「グサ――――ッ
       スカルショック
       ――なんて掛け合いも
       私数十年振りで 
       ちょっと楽シ~~~~♪
       ヨホホホ♪」

ブルックは回りながら楽しそうに
踊っている。

ロビン「聞くから早く話しなさい」

ブルック「ハイ」


≪モリアの部屋≫

ドタバタ ドタバタ
部下達「ご主人様~~っ
      三怪人様お揃いで

モリア「………早いな 入れ

部下達「どうぞ中へ

ホグバック・アブロサム・ペローナ
シンドリー・クマシーが入って来る。

モリア「オウ 来たかおめェら キシシシシシシ
      早くおれを海賊王にならせろ
      直ぐに

§――――――
   王下七武海海賊 ゲッコー・モリア 

     元懸賞金 3億2千万ベリー
     モットー:他力本願  
     好きな言葉:「お前がやれ」
                 ―――――― §

ガチャン ガチャン
ルフィが檻の中に入れられている。

ルフィ「何が海賊王だ
      海賊王になるのは おれだ
      おい このヒモほどけ
      デカらっきょ

モリア「……」

ルフィ「ウソップ・ナミ・チョッパー
      サンジ・ゾロ全員返せ
      どこへやった

ホグバック「何とも威勢のいい男だな…
        これが“麦わらのルフィ”か」

モリア「おい 麦わらのルフィ…
      今だいぶ名を連ねたが
      捕らえたのはまだお前で3人目だぞ
      “海賊狩りのゾロ”と…
      もう一人は手配書にはなかった金髪の男」

ルフィ「んん 金髪って
      サンジしかいねェけどなァ…」

クマシーの中で

ウソップ「なにーっ おい
       ゾロとサンジが捕まったみたいだぞ

チョッパー「う… うそだろ
        ルフィも捕まってるのに
        ……

ナミ「な… 何で怪物3人組に限って
     まっ先に捕まってるわけ

ウソップ「どこの誰だか知らねェが
       やっぱヤベーぞコイツら

ホグバック「…あの3人はどうしたんだペローナ 
        確かにリスキー兄弟に引渡したがな…」

ペローナ「それがクマシーに届いてなかったんだよ
       途中で逃がしたんじゃねぇか

ウソップ「ぎくっ おれ達の事だ

クマシー「あ… あの…」

ウソップ「言うなてめー 言うな

ペローナ「口を開くなと言ってるだろ

クマシー「お…」

アブロサム「お前はクマシーにキビシーな
        だがおいらの花嫁を含む
        3人組ならお前の庭の中程で
        一騒動やってたぞ …ん
        おい ちょっと待てよ 
        ――って事はホグバック貴様
        一度はおいらの花嫁に
        手をかけたって事だな
        前もってあれ程… ガルルル

シンドリー「あんたに嫁は来ない」

アブロサム「何を シンドリー」

ホグバック「 ウオ… おいおい
        シンドリーちゃん
        話がこじれるだろ
        それに何でおれより前に出てるんだ

シンドリー「あんたにも来ない」

ホグバック「ぐえっ ぶったまげた
        とんだ流れ玉だぜ

モリア「やめろやめろ
      ゴチャゴチャと面倒くせェ
      海賊が逃げたんなら
      お前らが後で何とかしやがれ
      今 おめェらを集めたのは
      記念すべき大戦力の誕生を
      共に祝おうってんじゃねェか

部下「ぎゃあああ ご主人様 
     海賊が鉄の檻を食い破って逃げます

ホグバック「檻を… …食い破った

ルフィ「おれが捕まってどうすんだァ

ホグバック「フォス フォス フォス
        頼もしい限りだぜ」

アブロサロムが左手をルフィの方へ向けて
アブサロム「フフ…」

ペローナ「よせアブサロム
       部屋の中だぞ 私が止める

ルフィ「捕まるかアホー

ペローナ「“ネガティヴホロウ”
ネガティブゴーストを飛ばす。

スィ――…
ネガティブゴーストがルフィの体をすり抜ける。

ネガティブ ネガティブ
ルフィ「もし生まれ変われるのなら…
      おれはナマコになりたい… 死のう」

アブサロム「さっきまで海賊王になると
        言ってた男がナマコとはムゴい」

ルフィが部屋の真ん中で棒に縛られている。

モリア「光を当てろ

ガシャン…
ルフィの後ろから照明があてられ
影が写し出される。

ルフィ「何すんだチキショー
      おめェら覚えてろ

がしっ ズルル… ベリ ベリ ベリ… 
モリアがルフィの影を床から引き剥がす。

ルフィ「うわっ え 何だアレ… おれの影」

ジョキンッ
モリアがハサミで影を切り離す。

ガクン… ルフィは気を失う。

ルフィの影は、じたばたしている。

モリア「フフフ… キシシシシシ
      手に入れたぞ
      3億の戦闘力
      これで史上最強の
      “特別ゾンビ”が誕生する

モリアがルフィの影を鷲掴みにしている。

ルフィの影「  


-455話- おわり



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